メンズファッションでは欠かすことのできないカラーであるNAVY。
ETTINGERでも人気カラーの1つなのですが、実は、インラインモデルでは定番のブライドルハイドコレクションのみの展開で、以前よりお客様からバリエーションのご要望を多くいただいておりました。
今回の銀座店限定は、ご要望に応えるべくNAVYコレクションを2型ご用意しました。
表面にはETTINGERのアイコンでもあるブライドルハイドのNAVY、内側にはイタリアンカーフのMIDNIGHT BLUEというシンプルシックな組み合わせに、ポイントでグレーが良いアクセントになっております。
今回の限定に採用したカラーは、共に英国王室との関わりが深く、そもそも現在のようにメンズファッションにNAVYが浸透したのは、7つの海を制した英国の王立海軍(ROYAL NAVY)の将校たちが18世紀ころから着用していた濃紺の軍服がルーツで、実際に色名になったのは19世紀といわれています。英国海軍の名声とともにたちまち世界中に広まり、現在も尚メンズファッションの中心にあるカラーだと言っても過言ではありません。
MIDNIGHT BLUEはもう少し最近の20世紀に入ってから作られた色で、稀代の洒落者ウィンザー公が大きくかかわっています。照明技術や服地の染色技術が今より進んでいなかった当時では、社交会場で着用している黒のフォーマルウェアーがなんともぼけた色に映ったそうです。そこでウィンザー公が、会場でより黒く映えるように生地を染めてくれと、サヴィルローのテーラーに無茶な注文をし、苦心の末に生まれたのがこのMIDNIGHT BLUEです。準礼装などではいまだに黒と並んでこの色がよく見られるのは、その名残かもしれません。
ちなみに、007歴代ボンドの劇中のディナーシーンでは、半分がMIDNIGHT BLUEのディナージャケットを着用していたそうです。
そんな英国所縁の二色をあしらった今回の銀座店限定。
不動の人気を誇るこちらの2モデルで展開です。
●KS141:¥59,400
完売いたしました。
●KS2112:¥70,400
完売いたしました。
こちらは銀座店と公式オンラインショップのみでお求めいただける、特別な商品です。
数量限定展開のため、なくなり次第販売終了となります。
気になる方はぜひお早めに!
【詳しいお問い合わせはこちらまで↓】
ETTINGER銀座店
03-6215-6161